プロフィール

町の沿革

由良町風景由良町はその昔、海部郡に属していた余戸の土地であろうと推定されている。その後、中世には石清水八幡宮領の衣奈荘と、蓮華王院領及び修明門院領の由良荘として確認されている。近世を通じて志賀組に属し、明治4年の廃藩置県後、和歌山県第6大区、第一小区に、また、同12年には、日高郡に編入されている。 明治22年の町村制施行により、由良村、白崎村、衣奈村の3村が誕生し、その後 由良村は、昭和22年10月に町制が施行され、由良町となった。昭和30年1月1日、町村合併促進法に基づき、旧白崎・衣奈村と旧由良町の3町村が合併して現在の由良町となる。

地勢・交通

由良町は、和歌山県のほぼ中央に位置し、西は紀伊水道に面して遠く四国を望み、その海岸線には、氷山のような真っ白い岬が突出し、石灰岩の奇岩が点在するその美観は、古く万葉集にも詠まれている。東は白馬山脈の連峰を境として、北は有田郡、南は日高町と接して、東西10.9キロメートル、南北6.6キロメートル、面積30.93キロ㎢の海と山に囲まれた風光明媚な町である。

由良湾は、天然の良港で港内は広く、水深の最も深いところでは22メートルもあることから、船舶の避難湾として指定されているほか、昭和48年には三井造船(現在は由良ドック株式会社)が港の一部に船舶修理工場を、昭和60年には春本鐵工所和歌山工場(現在は株式会社駒井ハルテック和歌山工場)が操作を開始するなど、港を中心として発展してきた。

交通面では、JR紀勢本線、国道42号が町を縦断しており、それに伴う道路整備に伴い、産業及び観光は各方面から脚光を浴びている。

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