由良町学校教育在り方検討委員会答申書『由良町立小学校の望ましい教育環境について』
令和3年2月18日(木)、令和2年度に由良町教育委員会から諮問した『由良町立小学校の望ましい教育環境について』の答申書が、
由良町学校教育環境在り方検討委員会の川端邦男委員長から由良町教育委員会に提出されました。
諮問についての答申は、下記及び別添のとおりです。
1 基本方針及び具体的な方策について
望ましい教育環境については、生きる力を育むために、活気にあふれた学校生活を送ることができる教育環境が必要である。
今後の児童数の推移を見据え、3小学校の統合を行い、各学年1学級20人程度とすることが望ましい。
なお、統合後の小学校の校舎については、新設をする方向で検討することが望まれる。
具体的な方策については、小学校の統合に関する委員会を設置し、一年を目途に決定していくことが考えられる。
2 具体的方策を進めるに当たっての留意事項
(1) 地域の将来展望に関する住民の多様な想いや願いに最大限配慮し、地域の合意形成に努めること
(2) 校舎整備や通学をはじめとする教育諸条件の整備、安心・安全な学校づくり(津波・防災対策)という重要課題には早期に取り組むこと
(3) 地域と深く結びついた学校づくりに関するこれまでの取り組みを継承しながら、さらに魅力的で 特色ある教育の創造に努めること
(4) 教職員の配置等の人的な整備・充実に配慮すること
(5) 安定した学校運営のための体制整備を強化すること
(6) こども園、小学校、中学校の連続性を意識し、包括的に町の子どもの学びと育ちを支援する視点を 持つこと
(7) 教育行政内部だけでなく、一般行政の関連部署との情報交換を密に行い、町の将来ビジョン全体の中で学校教育の意義を明確にすること
(8) 廃校・跡地利用に関して、県内外の先進事例に関する情報を収集しながら、地域住民の意思を尊重した有意義な活用方法を検討すること