地籍調査の効果

地籍調査の効果地籍調査の効果

地籍調査の成果は、土地所有者の権利関係を保護する土地登記制度に寄与することになり、近隣関係の改善等にも効果をもたらすが、実施地域における 土地の実態が明らかになり、土地に関するあらゆる施策の基礎資料として広範囲にわたって利活用されることになります。その具体的な効果の主たるものを挙げ ると次のとおりであります。

公共事業の円滑化

正確な地籍図により、各種事業計画が図上で可能となり、事業実施のつど測量を繰り返す必要がなくなり、測量の費用と時間の節約ができます。さらに、用地 買収においても図上で簡単に合理的に売買交渉ができ、登記事務においても法第17条地図の備え付けにより分筆等が速やかにでき、時間的に省略化できます。

土地の権利関係の明確化

境界及び面積の測量等により、正確な地図ができるほか、地籍図の筆界復元能力により、将来の境界紛争予防の手段も得られ、所有権が確実に保護されることになります。

災害等の復旧

土砂崩れ、水害等の災害があっても、地籍調査が行われていれば、個々の土地が地球の経緯度と関連付けされているため、元の位置を確認することができ、復旧事業が円滑に進められます。

公租、公課等の負担の公平化

土地の正確な地目の調査と面積の測定が行われる結果、租税、水利費等の負担の公平化を図ることができます。

土地情報のシステム化

近年、行政事務のOA化が進展し、地図情報をコンピューターで処理するようになってきました。地籍調査に関しましても、地籍図及び地籍簿を数値情報化し コンピューターにより分合筆、所有権の異動処理等、調査成果の維持管理を図るとともに、いろいろな図面や帳票を出力して調査成果の利用に役立てることが出 来るようになっています。
更に土地に関する情報と組合せて、例えば建物、地価、地質、公的規制、都市計画、配管、公共事業計画、公的施設、土地分類調査成果等の情報を、それぞれのデータベースシステムから必要に応じて読み出し、筆界位置等の地籍情報に重ね合わせて利用することができます。
OA機器の発展とともに、地籍調査の成果は、今後益々多方面で利活用されることになります。このようにコンピューターで利活用される時代が到来した今 日、土地に関する最も根本的な情報源は、地籍調査の成果をおいて他にはないと確信し、地籍調査事業の円滑な推進に努めています。
土地行政全般の合理化、効率化を図るには、回り道のように見えますが、やはり地籍調査事業の実施以外にはありません。

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産業建設課
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